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どこにある物件を選べばいいの??

2021/06/27

不動産投資を始めようと考えている方に最も重要と言っても過言ではない、立地問題。
どこにある物件を購入するかによって、不動産投資の収入も左右されます。
今回はどんなエリアに人口が集まり空室リスクを防げるのか、不動産投資で注目されているのかをご紹介します!

東京エリア

少子化により人口は減少傾向にある中でも、やはり日本の中心である東京に人は集まります。
特に23区は単身者の数も多く、それに伴いワンルームマンションの需要が高いので不動産投資には最適なエリアでしょう。

 

(1)人気安定の渋谷区と港区

東京都の中でも人気なのが、千代田区、中央区、新宿区とともに「都心5区」と数えられる渋谷区や港区と言われています。様々な企業が本社を構えたり、商業施設も多いことから絶対的なブランド力のあるエリアと言えるでしょう。
しかしその立地から、長く持っていても損をしない物件が多いため売りに出される物件数は少なく、身内間での物件の引き継ぎが多いようです。
また、日本で最も不動産価格が高く資産価値も非常に高いため、不動産投資を始める方にはなかなか手が出しにくいエリアになっています。

 

(2)23区の狙い目エリア

高額物件のイメージが強い東京都23区の中でも狙いやすいのが、台東区、墨田区、豊島区、練馬区です。
再開発などの影響で今投資家の中で注目されており、将来性を見越して購入する方も多いようです。

 

・・・台東区・・・

浅草、上野など海外からの観光客も相次いで訪れるエリア。
こうしたエリアは賃貸需要が固いため、賃料も高く取れると見込まれています。
エリアによっては賃貸需要が分かれますが、そういった物件は買い手がつきづらいため物件価格が安くなるというメリットも。

 

・・・墨田区・・・

「東京スカイツリー」がある押上が有名なエリア。
こちらも観光客が多く訪れますが、高騰されると見込まれていた家賃相場はそこまで上がっていないようです。
墨田区の中心となる、錦糸町では駅前に近年商業施設も増えているなど、昔の治安が悪いイメージを覆して賑わいを見せています。
都心へのアクセスも便利なため、ファミリー層の需要も高いのが特徴です。

・・・豊島区・・・

新宿に次いで日本第2位の乗降者数を誇る駅である、池袋を中心に大きな再開発が進められているエリア。
退去があってもすぐに入居者が決める人気エリアで、家賃相場も値上げの傾向にあります。
また、目白駅には学習院大学など人気大学もあることから、学生からの需要は高いため空室リスクを防ぐことができるでしょう。
巣鴨や千川なども賃貸需要が高いことから、特に注目されています。

・・・練馬区・・・

有楽町線・副都心線が乗り入れられている西武池袋線は利便性が高く、都心や横浜にも行きやすいという点から人気があります。
埼玉県の和光市などと近く、東京23区の中でも緑が多いイメージがあるのもフォミリー層に人気の理由でしょう。
賃貸需要も高いため物件価格はあまり下がらず、その資産価値は維持できることが期待できます。

東京外で注目エリア

東京都以外で人気を維持し続けている二つのエリアをご紹介します。

 

(1)圧倒的人気の横浜

神奈川県最大の都市で、人口は370万人と日本の市町村では最多の人口数を誇る横浜市。
住みたい街ランキングの上位常連でもあり、街自体の魅力に惹かれて住む人も多いのがこのエリア。
ランドマークタワーや赤レンガ倉庫など、観光名所や商業施設が多く都心に出なくても横浜内で楽しめるという点も、魅力の一つでしょう。
しかし「横浜市」と一言で言っても、エリアは様々。
人口増加が続くと見込まれている「港北区」「西区」「鶴見区」を中心に物件探しをすることをおすすめします。

 

(2)利便性抜群の川崎

 

神奈川県の川崎市は東京へのアクセスが良く、品川駅まで10分、東京駅まで20分で着くことができます。
駅直結の「ラゾーナ川崎」を始め、商業施設や飲食店も多いことから安定的な人気があることから、日本で最も人口が増加しているエリアでもあります。
川崎市内で特に人気があるのが「中原区」「川崎区」「幸区」。今後も再開発が続き、タワーマンションが次々に建設されていることから高い賃貸需要が期待され、今後も人気が衰えることはないでしょう。

 

エリア選びの注意点

 

(1)駅からの距離

どのエリアを選択したとしても、重要になるのが「駅徒歩10分以内」の立地であることです。
空室リスクを避けるには、賃貸の需要を重視しなければなりません。
賃貸物件を選ぶ際、利便性を意識する人が多いためここは外せないポイントになります。
また売却をする際にも、駅徒歩が10分以内か10分超かで売買価格は大きく変動します。
購入時の物件価格も、駅からの距離が近いほど高額になりますが長期的な視点で考えると、間違いなく駅近の物件をお勧めします。

 

(2)風俗街、ホテル街は避ける

不動産投資を始める際に、銀行でローンを組む人がほとんどです。
一部のローン会社では、風俗街やホテル街に比較的近い場所に位置すると、投資利回りに関係なく「審査対象外」になってしまうことがあります。
また、賃貸の需要も他のエリアに比べて下がってしまうでしょう。
購入時に周囲環境は事前に調査することが大切です。

 


東京の不動産価値は年々上昇傾向にあり、今後も上昇は続くと言われています。
特にワンルームマンションは、単身者が増え続けていることから需要が高いでしょう。
しかし、新型コロナウィルスの影響でリモートワークになり、神奈川や千葉、埼玉など「東京と同じ賃料を払うなら、広い部屋に引っ越したい」という方も増え始めています。
今回ご紹介した横浜、川崎といったターミナル駅であれば東京外でも利益は十分見込めます。
不動産投資のエリア選びは慎重に行うことをお勧めします!

 

エコパートナーズでは、これから不動産投資を始めようと検討している人も、既に不動産をご所有の方も、無料相談を受け付けております。
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