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不動産投資が生命保険代わりになる??
2021/07/24
不動産投資を「生命保険」の代わりにしている、というオーナー様のお声をよく耳にします。
今回は、なぜ不動産投資が生命保険の代わりになるのかについて、ご紹介していきます。
生命保険とは
一般的な生命保険とは、万が一のケガや病気などに備えて、自分や家族を守るために生命保険会社へ保険料を支払います。
大勢の人で公平に保険料を支払うことで、大きな金額が必要になる「もしも」の場合でも、保険金や給付金を受け取ることができるのです。
ケガや病気を患ってしまった際に、経済的な不安を取り除くことができます。
様々なリスクが潜む生活の中で、自分や大切な人のために備えておくことは非常に大切です。
不動産投資と生命保険の関係性
不動産投資を始める際、かかる費用は金融機関から融資を受けて、ローンを組まれる方が大半でしょう。
不動産は安い買い物ではないので、ローンを完済する前に万が一のことがあって返済ができなくなってしまったとしたら、残された家族は大きな借金を抱えて生きていかなければなりません。
そして、返済できずに貸し倒れになってしまった場合、金融機関にとっても大きな損失になってしまいます。
多くの金融機関が、そのリスク回避として「団体信用生命保険」への加入を条件にしています。
「団体信用生命保険」とは、もしローンを組んだ方が亡くなってしまったり、高度の障害を患ってしまった際に、残っているローンの返済を免除してくれるものです。
保険の期間は、ローン契約期間の終了と同時に終了します。
団体信用生命保険のメリット
一番のメリットは、上述のように残債分の保険金を受け取ることができるという点です。
保険が適用された後は不動産のみが残る形になるので、投資用に購入していた不動産の場合は家賃収入をそのまま収益として、残された家族の収入にすることができるのです。
また、売却することももちろん可能なので、不動産を資産として自由に活用することが可能です。
団信の種類によっては、死亡保障だけでなくがんなどの病気を保障する内容のものもあります。
保障内容が充実させるためにオプションを追加することもできますが、その分保険料も高くなるので生活に合ったものを選ぶことをお勧めします。
デメリット
不動産投資と同時に保険にも入ることができて、手厚いサポートがあるから安心!というわけではありません。
投資である以上、リスクもあるのです。
(1)売却が思うように進まないことがある
不動産の場合売却したいという希望があっても、まず買い手を見つけなければなりません。
不動産の立地や築年数など条件によっては、なかなか買い手が見つからなかったり、想定していたよりも安い金額で売却することになってしまう可能性があります。
また不動産の売却はタイミングも重要になるので、相場よりも高値で売却できるチャンスがあれば早期に手放してしまうということも資産運用をする上で大切なポイントといえるでしょう
(2)家族には保険が適用されない
団体信用生命保険は、ローンを組んだ本人のみに適用されるため、家族に何かあってもお金は支払われません。
家族は別途生命保険の加入をしておく方が安心です。
(3)自然災害リスク
自信や台風など、気象災害によって物件が被害を受けてしまう可能性があります。
被害を受けてしまった場合、入居者が退去せざるを得なくなり家賃収入が途絶えてしまうというリスクがあるのです。
物件購入時に火災保険や地震保険へ加入し、ハザードマップを確認するなど災害の被害を少しでも軽減できるうような場所を選択するということも重要です。
(4)空室・家賃滞納リスク
物件を所有しているからと言って、必ず家賃収入があるとは限りません。
入居者が退去してしまう可能性があるということです。
退去した場合、物件の立地によってはなかなか新しい入居者が入らず家賃収入がストップし続けてしまう場合があります。
また、入居者がいても家賃が払われずに滞納されてしまう可能性もあります。
長期間滞納状態が続くと、強制的に退去させることも可能ですがそのためには弁護士費用などの訴訟に関する費用が発生し手間と労力を費やします。
空室になりにくい立地や設備が整った物件を選んだり、入居者への審査を厳しく行ったり保証会社を利用することで、リスクを軽減できるよう対策することをお勧めします。
不動産会社は、物件を買ってもらうために「生命保険代わりになる!」「持っていると安心!」と営業トークの一つとして謳います。
もちろん団体信用生命保険は万が一の時に生活を助けてくれるというメリットもありますが、投資として不動産を購入をする以上様々なリスクがあることを理解したうえで購入する必要があります。
収入と支出のバランスを考慮すること、長期的な計画性が非常に大切です。
エコパートナーズでは、これから不動産投資を始めようと検討している方も、すでに不動産投資を始めている方も、無料相談を受け付けております。
是非お気軽にお問い合わせください😊